世界的トップアーティストたちによるロック夢の競演 ！【通販限定DVDセット】ロックの殿堂
ロッド・スチュアート アトランティック・クロッシング [ロッド・スチュアート]
今回紹介するのは、
ロッド・スチュアート「アトランティック・クロッシング」 “Atlantic Clossing”（１９７５年）です。
“Atlantic Clossing” 収録曲
Fast Side
１・スリー・タイム・ルーザー "Three Time Loser" (Rod Stewart)
２・オールライト・フォー・アン・アワー "Alright for an Hour" (R. Stewart, Jesse Ed Davis)
３・オール・イン・ザ・ネーム・オブ・ロックン・ロール "All in the Name of Rock & Roll" (R. Stewart)
４・明日なきさすらい "Drift Away" (Mentor Williams)
５・ストーン・コールド・ソウバー "Stone Cold Sober" (R. Stewart, Steve Cropper)
Slow Side
６・もう話したくない "I Don't Want to Talk About It" (Danny Whitten)
７・イッツ・ノット・ザ・スポットライト "It's Not the Spotlight" (Barry Goldberg, Gerry Goffin)
８・ジス・オールド・ハート・オブ・マイン "This Old Heart of Mine" (Sylvia Moy, Holland-Dozier-Holland, )
９・スティル・ラヴ・ユー "Still Love You" (R. Stewart)
１０・セイリング "Sailing" (Gavin Sutherland)
「アトランティック・クロッシング」は、
１９７５年に発表されたロッド・スチュアートのソロ６作目のアルバムです。
敏腕プロデューサー、トム・ダウドと初めて組んだアルバムで、
この作品以降、ロッドとトム・ダウドのコンビでいくつもの傑作アルバム
「ナイト・オン・ザ・タウン」” A Night on The Town”
「明日へのキックオフ」” Foot loose & Fancy Free”
「スーパースターはブロンドがお好き」” Blondes Have More Fun”等を発表することになります。
ロッド・スチュアートといえば、独特のヘア・スタイルとハスキー・ボイスが「売り」でした。
プロレベルの元サッカー選手で、プレイボーイ。とにかくカッコよくて、
あこがれのロックシンガーでした。
ロッド・スチュアートのソロアルバムの特徴は、
FastSideとSlowSideに分かれていることです。
当時はレコードですから、Ａ面とＢ面になるわけですが、ロッドの場合、たんなるＡ面Ｂ面ではなく、FastSideとSlowSideに分けていたのです。
ですから、リスナーはその時の気分によって、ノリノリになりたい時はFastSideを聞き、落ち着きたい気分の時はSlowSideを聞く、そういう聞き方が出来ました。
実際に自分がそうでした。
当時のレコードアルバムは、全体で約４５分程度。
だから、どちらのサイドだけ聞いて約２３分というのは、時間的にもいい感じでした。
ファンにとって嬉しい構成だったと思います。
「アトランティック・クロッシング」の場合、とにかくSlowSideが秀逸です。
「もう話したくない」から「セイリング」まで、すべて名曲です。
「もう話したくない」から次の曲「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」へのつながりは秀逸で、
２つで１つの曲と言って良いほどスムーズに流れていきます。
「もう話したくない」と「スティル・ラヴ・ユー」は失恋ソングの名曲です。
そして、エンディングは名曲中の名曲「セイリング」です。
この曲を聴くと大海原をゆっくりと進むヨットの上に自分がいて、
心地よい風を頬に受けながら、水平線の彼方に沈みゆく夕陽を眺めている。
そんな情景が脳裏に浮かんできます。
実はこの曲はロッドのオリジナル作品ではありません。
スコットランドのサザーランド・ブラザーズというバンドの曲です。
ロッド・スチュアートは、隠れた名曲を見つけてカバーして世に出す天才的才能を持つ人なんです。
私はSlowSideを絶賛しましたが、FastSideもいいですよ！
特にSlowSideが素晴らしい傑作アルバムだということです。
これを機にぜひ一度「アトランティック・クロッシング」を聞いてみてください。
応援よろしくお願いします。
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ロッド・スチュアート「アトランティック・クロッシング」 “Atlantic Clossing”（１９７５年）です。
“Atlantic Clossing” 収録曲
Fast Side
１・スリー・タイム・ルーザー "Three Time Loser" (Rod Stewart)
２・オールライト・フォー・アン・アワー "Alright for an Hour" (R. Stewart, Jesse Ed Davis)
３・オール・イン・ザ・ネーム・オブ・ロックン・ロール "All in the Name of Rock & Roll" (R. Stewart)
４・明日なきさすらい "Drift Away" (Mentor Williams)
５・ストーン・コールド・ソウバー "Stone Cold Sober" (R. Stewart, Steve Cropper)
Slow Side
６・もう話したくない "I Don't Want to Talk About It" (Danny Whitten)
７・イッツ・ノット・ザ・スポットライト "It's Not the Spotlight" (Barry Goldberg, Gerry Goffin)
８・ジス・オールド・ハート・オブ・マイン "This Old Heart of Mine" (Sylvia Moy, Holland-Dozier-Holland, )
９・スティル・ラヴ・ユー "Still Love You" (R. Stewart)
１０・セイリング "Sailing" (Gavin Sutherland)
「アトランティック・クロッシング」は、
１９７５年に発表されたロッド・スチュアートのソロ６作目のアルバムです。
敏腕プロデューサー、トム・ダウドと初めて組んだアルバムで、
この作品以降、ロッドとトム・ダウドのコンビでいくつもの傑作アルバム
「ナイト・オン・ザ・タウン」” A Night on The Town”
「明日へのキックオフ」” Foot loose & Fancy Free”
「スーパースターはブロンドがお好き」” Blondes Have More Fun”等を発表することになります。
ロッド・スチュアートといえば、独特のヘア・スタイルとハスキー・ボイスが「売り」でした。
プロレベルの元サッカー選手で、プレイボーイ。とにかくカッコよくて、
あこがれのロックシンガーでした。
ロッド・スチュアートのソロアルバムの特徴は、
FastSideとSlowSideに分かれていることです。
当時はレコードですから、Ａ面とＢ面になるわけですが、ロッドの場合、たんなるＡ面Ｂ面ではなく、FastSideとSlowSideに分けていたのです。
ですから、リスナーはその時の気分によって、ノリノリになりたい時はFastSideを聞き、落ち着きたい気分の時はSlowSideを聞く、そういう聞き方が出来ました。
実際に自分がそうでした。
当時のレコードアルバムは、全体で約４５分程度。
だから、どちらのサイドだけ聞いて約２３分というのは、時間的にもいい感じでした。
ファンにとって嬉しい構成だったと思います。
「アトランティック・クロッシング」の場合、とにかくSlowSideが秀逸です。
「もう話したくない」から「セイリング」まで、すべて名曲です。
「もう話したくない」から次の曲「イッツ・ノット・ザ・スポットライト」へのつながりは秀逸で、
２つで１つの曲と言って良いほどスムーズに流れていきます。
「もう話したくない」と「スティル・ラヴ・ユー」は失恋ソングの名曲です。
そして、エンディングは名曲中の名曲「セイリング」です。
この曲を聴くと大海原をゆっくりと進むヨットの上に自分がいて、
心地よい風を頬に受けながら、水平線の彼方に沈みゆく夕陽を眺めている。
そんな情景が脳裏に浮かんできます。
実はこの曲はロッドのオリジナル作品ではありません。
スコットランドのサザーランド・ブラザーズというバンドの曲です。
ロッド・スチュアートは、隠れた名曲を見つけてカバーして世に出す天才的才能を持つ人なんです。
私はSlowSideを絶賛しましたが、FastSideもいいですよ！
特にSlowSideが素晴らしい傑作アルバムだということです。
これを機にぜひ一度「アトランティック・クロッシング」を聞いてみてください。
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