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キング・クリムゾン クリムゾンキングの宮殿 [キング・クリムゾン]

今回紹介するのは、
キング・クリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」
“In The Court Of The Crimson King”(1969年)です。

「クリムゾンキングの宮殿」
“In The Court Of The Crimson King” 収録曲

1.21世紀のスキッツォイド・マン(インクルーディング:ミラーズ)
“21st Century Schizoid Man including Mirrors”

2.風に語りて “I Talk To The Wind”

3.エピタフ(墓碑銘):(a)理由なき行進~(b)明日又明日
“Epitaph including March For No Reason and Tomorrow And Tomorrow”

4.ムーンチャイルド:(a)ドリーム~(b)幻想
“Moonchild including The Dream and The Illusion”

5.クリムゾン・キングの宮殿:(a)帰って来た魔女~(b)あやつり人形の踊り
“The Court of the Crimson King including
The Return Of The Fire Witch and The Dance Of The Puppets”

ロックバンドの史上最高のファーストアルバムは、
今回紹介するキング・クリムゾンの「クリムゾンキングの宮殿」だと思います。

ドアーズのファーストアルバムも良いのですが、
全体的な完成度からして「クリムゾンキングの宮殿」のほうが上です。

「クリムゾンキングの宮殿」について語るうえで、
まずは、一度見たら絶対に忘れない、強烈なアルバムジャケットについて紹介します。

アルバム・ジャケットを手掛けたのは、バリー・ゴッドバーという画家です。
鏡を覗きながら描かれた自身の自画像を発展させたものとのこと。

発売当時は、何の予備知識もなく、
そのアルバムジャケットに惹かれて買ってしまった人も多いようです。

今のようにインターネットやYouTubeのない時代ですから、
予備知識なしで買って聞いて、びっくりして、そして、感動したと思います。

そのアルバム・ジャケットも含めたトータル芸術として、
「クリムゾンキングの宮殿」はロック史上に残る傑作となりました。

「クリムゾンキングの宮殿」は、
カテゴリーで分けるならロックアルバムということになりますが、
ジャズやクラシックやブルースの要素をふんだんに取り入れた
傑作プログレッシブ・ロックアルバムです。

オープニングの曲“21st Century Schizoid Man including Mirrors”は、
つい最近、日本映画「脳男」のエンディングテーマとして使われました。
映画のイメージにぴったり合った選曲でしたよ。

尚、最近は「21世紀のスキッツォイド・マン」という邦題になっていますが、
アルバム発表当時の「21世紀の精神異常者」の放題方が絶対に良いと思います。
「精神異常者」という表記を使ったらまずいのかも?

2曲目の「風に語りて」“I Talk To The Wind”は、
ハードなオープニング曲から一転して静かなバラードです。

3曲目の「エピタフ(墓碑銘)」は、個人的には一番好きなキング・クリムゾンの曲です。

曲はもちろん、詞もいいです!
サビのフレーズがサイコーなんです。
古い話ですが、ザ・ピーナッツがこの曲をカバーしています。

4曲目の「ムーンチャイルド」“Moonchild including The Dream and The Illusion”は、
映画「バッファロー’66」のボウリング場のシーンで使われました。

クリスティーナ・リッチがいきなり踊りだす独特な演出にぴったりの効果を与えていました。
その映像と詞の内容が見事にハマっていました。

エンディングの「クリムゾン・キングの宮殿」は、
壮大で、サイコーのエンディングソングです。

「クリムゾンキングの宮殿」をぜひ一度お聞きください!


  
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コメント 2

戦う写植屋

時折拝見しています。
クリムゾンとなると、コメしないわけにはいかないということでww

エピタフは西城秀樹もライブで歌ってますね。確か渡辺香津美は21世紀を。
そして精神異常は言葉自体が差別語ということで無くなってます。
自律神経失調症では表題として締まりがないですものね

この1stは40年以上経っても、新鮮に聴くことの出来る素晴らしいアルバムです。
あのエレクトロニクスも発達してなかった時代に、これだけのサウンドを作り出した彼らは本物のスーパースターですね♪
by 戦う写植屋 (2013-05-30 12:16) 

TOKIOman

戦う写植屋様

コメント、ありがとうございます!
そうですか、西城秀樹も歌ってますか。

先日、映画「脳男」を観たことがきっかけで、
ここ最近「クリムゾン・キングの宮殿」を聞いています。

久しぶりで聞いてまた新たな感動を覚えています。




by TOKIOman (2013-05-30 17:34) 

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